昭和の書道界に伊藤伸という天才がいた

いろいろな分野で、もしも長生きしていたら歴史が変わったであろう、夭逝した天才といわれる人がいる。たとえば将棋の村山聖は、羽生善治のライバルとして天才と言われたが29才で亡くなった。その生涯を描いた「聖の青春」は書籍、映画… Continue Reading

プレシジョン・ミスマッチと「だいたい」トランスレーター

だいたいトランスレーター

最近、「天気予報が細かくなったのはいいけど、ずいぶん頻繁に更新されるなぁ」とか「電車が遅延したときに、遅れた前の電車がちょうど目の前にいる場合は別に困らないのだから、もともとの時刻表からの遅れを表示しないほうがいいのにな… Continue Reading

一層のこと、もっとどんどんハンコを作るとか

しばらく前から、なにかと印鑑の話題が盛り上がる。 デジタル手続き法案の中で、法人設立の際に必要な印鑑の義務化をなくそうとしたら、印鑑業界の反発により見送り(2019年3月) IT担当大臣が、印鑑とデジタル化について「共栄… Continue Reading

EPIC2014とサピエンス全史に、僕の頭の中でリンクが貼られた

友人との集まりで「これからの社会がどうなると思うか、自分なりの考えを話してほしい」と言われ、それぞれ異分野で高い見識をもつ数名の中で、わざわざ「僕が」何を話すか考えていた時のことだ。頭の中で、EPIC2014の1文と、ノ… Continue Reading

ピアニスト ダン・テファーに、テクノロジーと人間が融合する未来をみる (4)

~ヒューマンオーグメンテーションと音楽~ ← 前回へ 前回まで述べていたように、僕はジャズピアニストであるダン・テファーがアドリブを弾き、それに呼応して彼のつくったコンピュータプログラムでピアノの鍵盤が自動的に動き(それ… Continue Reading

ピアニスト ダン・テファーに、テクノロジーと人間が融合する未来をみる (3)

~ヒューマンオーグメンテーションと音楽~ ← 前回へ   次回へ → 前回まで、テクノロジーをつかって自分の演奏を拡張を試みているジャズ・ピアニスト ダン・テファーの未来性の話を書いているが、ここでは、先日(2019年6… Continue Reading

タイミングと印象

以前から、タイミングと印象という話を考えていて、なぜかと言うと、人間とコンピュータ(ロボット、スマートスピーカー、チャットボット等)が対話する機会が増えてきたときに、その内容を高度化する研究は多数あるものの、微妙なタイミ… Continue Reading